ダムから水を流す時は、ダムの下流域に対してサイレンやスピーカーで警報を行う事が法律で定められています。従来、これらの警報の到達エリアは机上で推測していましたので、不感流域が生じる場合がありました。
　そこで、弊社では サイレンやスピーカーを机上設計地点に仮設置して、現地にて音達実験を行い、そのデータを基に最適な配置を提案しています。
　この調査は 過去約３０年間で、国内１５０箇所の実績があります。
　弊社で考案した音達実験方法は、昭和６２年３月発行の 建設省河川局開発課『ダム放流警報システム計画・設計指針（案）』５７ページに掲載されております。なお現在では、更に改良した装置を保有し、実験データの精度を上げるよう努力しています。

通信に影響を与える妨害波を 測定器を使用して調査いたします。
アクセスポイントを仮設して、エリア調査をいたします。この調査を基に最適なアクセスポイントの配置を提案いたします。